PIEとは、任意のデータを組み合わせて分析し、それらを可視化することでプロジェクトに潜むリスクを顕在化させる、独自の分析エンジンです。ソフトウェア開発で利用される様々なツールや、表計算ソフトで管理されたデータなどを自動的に収集し、それぞれのデータを組み合わせてグラフなどの情報として出力することで、多角的な判断基準を提供します。
例えば、モジュールの「コード規模」「複雑度」といったデータに対し、そのモジュールにおける「バグの発生頻度」「コミット回数」などの別の情報を組み合わせることで、本質的にリスクの高いモジュールを見つけ出すための新たな判断基準が生まれます。また、そのモジュールにおけるコーディング規約違反に対して、修正の優先度を自動的に判別し、特定の担当者にアサインするといったワークフローも、PIEを用いて自動的に設定することが可能です。さらには、月次報告やレポートのためのデータ収集が必要な場合にも、PIEを利用することでリアルタイムな情報に簡単にアクセスすることが可能になります。