（この記事は、開発元Parasoft社 Blog 「Automated Test Traceability for Jira」 2017年5月18日の翻訳記事です。）
アジャイル、DevOps、CI / CD、その他の業界用語で喧しいこの世界では、開発者やテスト担当者は高品質で機能的なソフトウェアをすばやく提供しなければならないという大きなプレッシャーを受けています。割り当てられた要件が満たされているかどうかを可視化できるよう、要件には一連のテストによる裏付けが必要です。多くの組織では、テスト結果をJira（または他のプラットフォーム）で手動で要件と関連づけていますが、これは面倒であり、労力の浪費です。
手動で関連付けする代わりに、開発者とテスト担当者はテストを自動化し、明確で統合されたダッシュボードを利用して以下の可視性を確保することもできます。
- すべてのテスト結果と合格/不合格の割合
- 現在のリリースの範囲内の要件の何％に合格したテストが関連付けられているか
ParasoftのDevelopment Testing Platformはまさにこれを実現します。下記のスクリーンショットは、テストレポートと要件トレーサビリティのための統合ダッシュボードの例を示しています。
では、どんなふうに使えるのか？
自動化というパズルの重要なピースの1つは、特定のテストを要件に関連付ける機能です。アプリケーションテスターは、特定の入出力でテストを自動化できるかもしれませんが、テストを特定の要件にリンクしていなければ、やはりまだ時間を無駄にしています。アプリケーションテスターは、 Parasoft SOAtestの自動化を使用して、 Jiraなどのトラッキングシステムの特定の要件にリンクされた自動テストを作成し、Development Testing Platform内でトップダウンレポートをすばやく参照することができます。
それには、以下のように@reqタイプを付けて、Jiraの関連IDを入力するだけです。
これでテストと要件タグがリンクされたので、自動テストの実行後にトレースすることができます。Jenkinsのような継続的インテグレーションツールからテストが呼び出されると、@reqタイプを含むレポートが生成され、Jiraの要件に返されます。
この情報は、Development Testing Platform内でも使用され、開発者、テスター、およびマネージャーに、（現在のリリースの範囲内にある）要件がテストでどの程度カバーされているかを知るために参照するべき強力なポイントとなります。テストされていない（またはテストに失敗した）要件を迅速に特定でき、問題を解決するためにリソースを投入することができます。ParasoftのDevelopment Testing Platformでは、以下のように表示されます。
そして、そこには目的のもの－つまり、それぞれの要件についてテストが合格したかどうかを素早く示す総合的な概要があります。
使用される技術の詳細については、以下のリンクを参照してください。