「FSEG」 技術記事:機能安全の基礎「機械安全規格」とは何か(第1回)

組み込み機能安全のエキスパート集団「FSEG」のメンバーである「株式会社セーフティイノベーション」社による技術記事が、MONOistで機能安全の連載企画がスタートしました(全3回)。

さまざまな産業機器の開発で必要不可欠な機能安全について「これだけは知っておきたいこと」を紹介しています。
第1回は、機能安全の基礎となる「機械安全規格」を取り上げています。ぜひ、ご覧ください。

機能安全の基礎「機械安全規格」とは何か

第1回は、機能安全規格の基礎となる機械の安全規格について説明しています。その後、機能安全の基本規格として知られる「IEC 61508」の機械安全規格における位置付けや関連規格を紹介。また、近年注目を集めているOT(制御技術)のサイバーセキュリティ規格である「IEC 62443」と機能安全との関わりについて説明もしています。

<目次>

  • 機能安全の基礎となる機械安全規格
  • 3つの規格タイプと構造(A規格、B規格、C規格)
  • ある製品の安全性を示す準拠すべき規格は複数ある
  • B規格で特に重要なISO 13849-1とIEC 62061
  • どのように規格準拠すべきか、ローターリーエンコーダーの場合
  • 改訂の歴史を知れば、規格の意図が理解しやすくなる
  • 機能安全規格もIEC 61508を頂点とした3層構造
  • 見落としがちな、サイバーセキュリティ関連規格
  • IEC 62443では開発組織の管理手法も定義

MONOist掲載:機能安全の基礎「機械安全規格」とは何か
<MONOist:機能安全の連載企画>


FSEG

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