Parasoft Jtest 2026.1 がリリースされました。
Parasoft Jtest 2026.1 が 2026年8月27日にリリースされました。
このリリースの主な新機能・改善点は以下のとおりです。
【Jtest 2026.1の新機能・改善点】
- AIエージェントとの連携を強化するMCPサーバーを搭載
- AIコーディングエージェントと連携し、静的解析修正と単体テスト生成を自動化
- 単体テストの一括生成機能の強化
- レポート機能の強化
- CWE 4.19.1やOWASP Top 10-2025といったセキュリティコンプライアンスルールを追加
- 環境対応
【Parasoft DTP 2026.1の新機能・改善点】
- MCPサーバー連携機能の導入
- コンプライアンスの遵守を促進するパッケージを更新
詳細は以下をご覧ください。
Parasoft Jtest 2026.1
AIエージェントとの連携を強化するMCPサーバーを搭載
AIエージェントやGitHub CopilotなどのLLMベースのコーディングアシスタントとの統合を可能にするMCPサーバー拡張機能が追加されました。
Eclipse、IntelliJ、Visual Studio Codeなど、MCPサーバーをサポートするLLM対応の開発環境で利用できます。
MCPサーバーを介して、AIエージェントがJtestの静的解析結果およびカバレッジ情報を取得できるようになりました。
開発者は検出された問題に対する修正の支援や修正結果の検証をAIと連携して実施できます。また、カバレッジ情報を取得できることにより、カバー行や未カバー行を特定できるようになりました。
これにより、AIを活用した未カバー箇所向けのテストケース作成を効率化し、カバレッジの向上を支援します。
※ JtestにはLLMプロバイダーの利用契約は含まれておりません。利用者が個別に契約する必要があります。また、AIの利用に関しては必ずお客様の組織のポリシーをご確認ください。
図1:MCPサーバー連携機能の利用イメージ
AIコーディングエージェントと連携し、静的解析修正と単体テスト生成を自動化
AIコーディングエージェント向けのJavaワークフロー「jtest-static-analysis」と「jtest-unit-testing」がSkillsとして提供されました。
「jtest-static-analysis」は、静的解析違反の検出、修正支援、修正結果の検証などを行い、「jtest-unit-testing」は単体テストの自動生成や生成したテストの検証を支援します。
これらのSkillsを活用することで、AIエージェントによる静的解析違反への対応やテスト作成の自動化を実現できます。
単体テストの一括生成機能の強化
これまでIDE中心だった単体テスト生成をCI/CDパイプラインやコマンドライン環境から実行できるようになりました。ソースコードの変更に合わせて未カバー領域に対する単体テストを自動生成する機能を提供します。
MavenやGradleなどのビルド環境へ容易に組み込むことができ、新しいコードがコミットされた際、変更されたクラスの未テスト箇所に対するテストケースを自動作成することができます。
単体テスト作成に伴う手作業を大幅に削減し、開発チームの品質向上を支援します。
レポート機能の強化
指定したメトリクスの詳細をHTMLレポートに出力できるようになりました。
CWE 4.19.1やOWASP Top 10-2025といったセキュリティコンプライアンスルールを追加
ソフトウェアの脆弱性を識別するための共通脆弱性タイプ一覧であるCWE(Common Weakness Enumeration)のver.4.19.1や、Webアプリケーションにおける重大なセキュリティリスクと対策の指針を示す国際的なガイドラインであるOWASP Top 10-2025が追加されました。
Jtestは以下の18種類のセキュリティコンプライアンスルールに対応しています。
【Jtestのセキュリティコンプライアンスルール】
- CERT for Java
- CERT for Java Guidelines
- CWE 4.19.1
- CWE Top 25 2024
- CWE Top 25 2025
- CWE Top 25 + On the Cusp 2024
- CWE Top 25 + On the Cusp 2025
- DISA-ASD-STIG
- HIPAA
- OWASP API Security Top 10-2019
- OWASP API Security Top 10-2023
- OWASP ASVS 5.0.0
- OWASP Top 10-2021
- OWASP Top 10-2025
- PCI DSS 3.2
- PCI DSS 4.0
- UL 2900
- VVSG 2.0
※ セキュリティコンプライアンスルールによる解析には、セキュリティコンプライアンスパックオプション(別売)が必要です。
環境対応
- Java 25のサポートを開始
- Lombok 1.18.40 – 1.18.46のサポートを開始
- Gradle 9のサポートを開始
- Eclipse 4.30 (2023-12) – 4.40 (2026-06)のサポートを開始
- IntelliJ 2025.2 – 2026.1のサポートを開始
Parasoft DTP 2026.1
MCPサーバー連携機能の導入
DTPのMCPサーバーから指定されたビルドのテストの実行結果や、静的解析違反の件数、静的解析の詳細を取得できるようになりました。
Claude CodeやGitHub Copilotなど、MCPをサポートするLLMやAIエージェントで利用可能です。
コンプライアンスの遵守を促進するパッケージを更新
CWE ComplianceアーティファクトでCWE 4.19.1がサポートされました。Jtestによる静的解析の結果からCWE 4.19.1やOWASP Top 10-2025に則ったレポートをいつでも確認できます。ガイドラインの遵守状況の説明責任を果たすことが容易になるだけでなく、未遵守箇所を早期に特定し必要な措置を講ずることにより、セキュリティ上の欠陥のあるソフトウェアに関連するビジネスリスクを排除することが可能になります。
※ 本機能を利用するには、セキュリティコンプライアンスパックオプション(別売)が必要です。

図4:コンプライアンスパック専用ダッシュボードの利用イメージ
Parasoft Jtestについて
Jtestは、テスト工数の大幅削減とセキュアで高品質なJavaシステムの開発を強力にサポートするJava対応テストツールです。4,000個以上のコーディング規約をもとにソースコードを静的に解析し、プログラムの問題点や処理フローに潜む検出困難なエラーを検出します。さらに、JUnitを用いた単体テストについて、作成、実行、テストカバレッジ分析、テスト資産の管理といった単体テストに係る作業をサポートし、単体テストの効率化を促進します。




