Parasoft dotTEST 2022.2 のリリース

Parasoft dotTEST 2022.2 がリリースされました。

Parasoft dotTEST 2022.2 が 2023年3月29日にリリースされました。

このリリースの主な変更点は以下のとおりです。

  • セキュリティコンプライアンスのルールを追加
  • コンプライアンスの遵守を促進するパッケージを更新
  • Visual Studio 2022のサポートを開始
  • Visual Studio Code プラグイン機能でコードカバレッジの視覚化機能のサポートを開始
  • 環境面 への対応
  • その他の変更点

詳細は以下をご覧ください。

セキュリティコンプライアンスのルールを追加

セキュリティ関連の静的解析のルールを追加しました。クレジットカード業界の情報セキュリティ基準であるPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)の最新のver.4.0 への対応、ソフトウェアの脆弱性を識別するための共通脆弱性タイプ一覧であるCWE(Common Weakness Enumeration)のver.4.9 といった16種類のセキュリティコンプライアンスに対応しました。
  • CWE 4.9
  • CWE Top 25 2022
  • CWE Top 25 2021
  • CWE Top 25 + On the Cusp 2022
  • CWE Top 25 + On the Cusp 2021
  • DISA-ASD-STIG
  • HIPAA
  • Microsoft Secure Coding Guidelines
  • OWASP API Security Top 10-2019
  • OWASP Top 10 2021
  • OWASP Top 10 2017
  • PCI DSS 4.0
  • PCI DSS 3.2
  • Security Assessment
  • UL 2900
  • VVSG 2.0

コンプライアンスの遵守を促進するパッケージを更新

Parasoft DTP 2022のPCI DSS Compliance アーティファクト(PCI DSS コーディング要件への準拠を証明できる、DTP インフラストラクチャのアセットの集合)で、最新のver.4.0がサポートされるようになりました。コンプライアンスパッケージを導入することにより、dotTEST による静的解析の結果からPCI DSS 4.0 やCWE 4.9 、CWE Top 25 2022 に則った遵守サマリーレポートや逸脱のレポートをいつでも確認できるようになります。

ガイドラインの遵守状況の説明責任を果たすことが容易になるだけでなく、未遵守箇所を早期に特定し必要な措置を講ずることにより、欠陥のあるソフトウェアに関連するビジネスリスクを排除することが可能になります。
※セキュリティコンプライアンスルールによる静的解析および遵守/逸脱レポートの参照には「セキュリティコンプライアンスパック」のライセンス(有償)が必要です。

Visual Studio 2022のサポートを開始

サポート対象IDEに、Visual Studio 2022が追加されました。
その他のサポートしているIDEの詳細についてはこちらのページをご確認ください。

Visual Studio Code プラグイン機能でコードカバレッジの視覚化機能のサポートを開始

Visual Studio Code上でコードカバレッジの網羅状況を確認できるようになりました。実行された行は緑色で、実行されなかった行は赤色のマーカーで示されます。

環境面 への対応

最新の.NET 7に対応しました。さらに、C# 11で書かれたコードの解析がサポートされました。

その他の変更点

  • Windows11、Windows Server 2022のサポート

  • Razor および Blazor ファイルのサポート

  • PostgreSQLデータベースのサポート(Parasoft DTP 2022.2)

  • 軽量モデルの「スタンドアロン ライセンスサーバー 2022.2」を新たにリリース

最後に

dotTEST をもっと知りたい・試してみたいという方のために、無償のセミナーと体験版をご用意しています。是非ご利用ください。

Parasoft dotTESTについて

C# VB.NET対応 静的解析・単体テストツール dotTEST

dotTEST は、C#言語VB.NET言語対応した静的解析・動的解析テストツールです。製造業・医療・金融など幅広い業界において、Windows アプリケーション・Web アプリケーションなどのさまざまな.NET アプリケーションの開発に用いられています。

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