開発テスト製品の最新アップデート (英語版の情報)

(この記事は、開発元Parasoft社 Blog 「The Latest Update to our Development Testing Products」2017年11月7日の翻訳記事です。)

  開発者向けの製品について、どのような取り組みがなされているかという詳しい情報をお求めでしょうか? 先日、私たちはParasoftの開発テスト製品であるParasoft C/C ++test、Parasoft dotTEST、Parasoft Jtest、Parasoft DTP、およびDTP Enterprise Packの最新のアップデートをリリースしました。

今回のアップデートでは、以下のメリットを提供することに重点を置きました。

  1. コンプライアンスの負担を軽減する
  2. 単体テストを楽にする
  3. 変更のコンテキストを理解する
  4. インフラストラクチャおよび環境のサポート対象拡大

詳細については、以下をお読みください。

1. コンプライアンスの負担を軽減する

MISRA Compliance Dashboard.png

規制へのコンプライアンスを達成するのは、それだけでも大変ですが、規制当局にコンプライアンスを証明するのは、さらに大変です。このアップデートには、コンプライアンスの負担を軽減するために要望の多い MISRA Compliance Packの機能拡張が含まれています。更新されたウィジェット、シンプルなデプロイメント、およびC/C++testで更新されたルールを活用してこの問題を解決してください。

MISRA Compliance Packの改善に加え、要求の実装/欠陥への対処にコードを直接関連付けることができる新しい要件トレーサビリティREST APIを導入しました。C/C++test、Jtest、およびdotTESTは、コメントや注釈を使用した要件とテストの関連付けをネイティブにサポートしていますが、コードが実行されていないと、コードのどの部分が要件に関連付けられているかを判断するのが困難です。APIを使用すると、要件IDとファイルの関連付けをプログラムで設定できるため、コンプライアンスの自動化にまた1歩近づくことができます。

2. 単体テストを楽にする

意味のある単体テストを作成して維持するのにかかるコストを知っている人々のなかには、コストが利益を上回ると考える人がいるのも理解できます。しかし、そのコストが数回のマウスクリックだったらどうでしょうか?これがJtestの単体テストアシスタント(UTA)によって実現されたことです。

今回のアップデートでは、PowerMockのサポートのほか、UTAに多くの力を入れました。特定のメソッド呼び出しを選択するか、モックパターンを指定することで、静的メソッドとコンストラクターを簡単にモックできます。また、Spring WebMVCだけでなく、あらたにSpring Bootのテストもサポートし、Springベースのアプリケーションのテスト作成がより容易になりました。

3. 変更のコンテキストを理解する

変更を理解する方法の1つはメトリクス分析ですが、開発中のアプリケーションの次のビルドが準備できたとき、すぐにメトリクスの差分を取得できなければなりません。このアップデートでは、メトリクスレポートとメトリクスAPIを進化させ、時間ベースのSDLC分析から離れて、DTP 5.3.xのビルドベースのパラダイムに到達しました。これは、変更をより迅速に測定し理解するのに役立ちます。すべてのメトリクスウィジェット、レポート、およびエクスプローラーは、ビルドベースのパラダイムに従うため、選択したターゲットビルドのメトリクスデータを表示できます。

4. インフラストラクチャおよび環境のサポート対象拡大

自分の環境で利用できなければ、ツールやプラットフォームは何の役にも立ちません。私たちは開発テスト製品すべてにおいて環境サポートを拡張しており、あらゆる作業にその力を活用することができます。

リバースプロキシ環境でのDTPおよびDTP Enterprise Pack

高い可用性を確保したり、ネットワークセキュリティを強化するためにリバースプロキシが使用される場合があります。拡張機能やカスタムウィジェットが開発環境で動作するように、リバースプロキシ設定インターフェイスが追加されました。

コンパイラおよびIDEのサポート

市場には多数のコンパイラがありますが、ユーザーはすべてのコンパイラでコードをテストし、分析できるべきだと私たちは考えています。この理想が実現される日まで、私たちはひたすらコンパイラのサポートを拡張し続けます。このリリースでは、以下のコンパイラがサポートされました。

  • Microsoft Visual C ++ 14.1x / 2017
  • WindRiver GCC 4.8.x(静的解析のみ)
  • IAR Compiler for ARM 8.11.x

dotTESTおよびC/C++testの静的解析用のプラグインがアップデートされ、Visual Studio 2017をサポートするようになりました。さらに、Eclipse 4.7のサポートがC/C++testのプラグインに追加されたほか、dotTESTはC#7.0およびVB.NET 15.0で作成されたプロジェクトも分析できるようになりました。

JtestプラグインもアップデートによってEclipse、IntelliJ、Gradleの最新バージョンとの統合をサポートしました。

 

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