【MONOist記事掲載】
組み込みソフト開発にCI/CDやコンテナを活用、IaCで開発基盤を最適化

C++test 2021.2リリース CI/CDやコンテナとの連携強化

静的解析・単体テストツール「C++test」の最新バージョン2021.2で強化されたCI/CDプラットフォームとの連携機能やDocker環境へのデプロイが容易になるインストール方式の変更など、最新の開発環境への統合強化についてMONOistに記事掲載しました。

<以下記事一部抜粋>

近年、組み込み機器の開発で強く求められているのがIoT(モノのインターネット)化への対応である。これまでスタンドアロンで用いられることが当たり前だった組み込み機器はコネクテッドデバイスに変化しており、インターネット経由で外部に接続するのが当たり前になりつつある。セキュリティへの対応は当然必要であり、ソフトウェア開発の現場で言えばCERT(Computer Emergency Response Team)やCWE(Common Weakness Enumeration)といった、セキュアなコーディングによって安全性を高めることは必須になりつつある。

その結果として開発対象は複雑化/大規模化しており、手作業によるコーディングのチェックや単体テストの実施は現実的とはいえず、適切なツールを活用する必要が出てきている。特にこの傾向が顕著なのが自動車向けの組み込みソフトウェア開発だ。そもそも開発規模が非常に大きい上に、MISRA(Motor Industry Software Reliability Association)やAUTOSARといった自動車関連のコーディング規約では静的解析ツールを使って検証を行うことが求められており、自動車業界はいち早く対応してきた。現在は、こうした流れが他の業界向けの組み込み機器にも次第に押し寄せてきている…


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静的解析・単体テストツールC++test

C++testは、静的解析(コーディング規約チェック/フロー解析)、単体テスト、カバレッジの計測、実行時メモリエラー検出、効率的な運用や規格順守を補助する機能などを搭載したC言語/C++言語対応のオールインワンテストツールです。

MISRA C/C++、AUTOSAR C++14コーディングガイドライン、CERT C/C++コーディングスタンダード、CWEなどで定められた規約に基づくコーディングの支援や、単体テストやアプリケーション実行時に自動的にカバレッジを計測するなど、さまざまな要件に対応し、ソフトウェアの品質向上とテスト工数の大幅削減をサポートします。

また、C++testは、効率的な運用や規格遵守を補助する機能を搭載しています。第三者認証機関であるTÜV SÜD社よりIEC 61508およびISO 26262、IEC 62304に準拠したテストツールとして認証を取得済みです。また、CIツール連携、Docker連携、レポート生成、ダッシュボード表示など各種機能を搭載しています。

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